2016夏暑気払い [イベント]
今年最後の当事者部会 [イベント]
2015年12月22日
本日は今年最後の定例会。特にテーマを決めずフリートークとなりましたが、委員の一人から深刻なヘルパー不足についての話題が出されました。300件の事業所にあたっても夜の介護を受けてくれる事業所がなかったという現実から、慢性的なヘルパー不足の問題のみならず、事業所の運営のあり方とそれを監督する自治体や国の問題までさかのぼり、来年も当事者部会として取り組まなければならない課題だと感じました。地域移行も自立生活もまずヘルパーありきであることを再認識した年の瀬となりました。
そして年末恒例忘年会は、堺東駅地下の「しゃぶ扇」にて行われました。よく食べよく飲んで来年に向けての英気をやしないました。良いお年を・・・。
障害者にとって防災とは? [イベント]
2015年11月25日
今日の定例会では、ときどき当事者部会でも取り上げられている障害者の防災について、さまざまな形で取り組みを行っている東区の担当の方から実情について説明を受けました。スライドでイベントでの様子や防災グッズ、また作業所から避難所となる学校までの避難訓練や学校内での設備などの説明があり、実際に防災グッズに触れたり、熱湯を入れるだけでできる安心米の試食も行いました。ただ防災グッズは一般に販売されているものであるため、障害者が使うには難しい部分があったり、避難所にしても車いす対応のトイレの幅の問題やバリアフリーの問題があったりと、なかなか一人ひとりの障害者に対応したものを用意し整備することには無理があるように感じました。委員の一人からある程度は自分の身は自分で守ることが大事と意見が出て、それも合わせて市区が最低限備えなくてはいけないことを考えることが大事だと思います。マイナンバーの活用もその一つと言えます。
それにしても防災用ヘルメットをかぶってのスマイルは輝いています・・・。
当事者交流会 [イベント]
2015年9月30日
本日は今年度の当事者交流会を開催しました。堺市内の19名の当事者の方にご参加いただき、当事者部会の委員も交えてグループに分かれて、さまさまな意見が発せられました。
多くの方が社会の無理解や偏見などによりいやな思いをしたり不便な思いをしたりした経験をお持ちで、来年4月にスタートする障害者差別解消法への期待の声も聞かれましたが、民間の会社やお店に対しては差別しないように努力してくださいという「努力義務」であることや差別があったらどこへ訴え出たらいいのか、裁判が増えるななどの不安の意見が多く出されました。その一方で、「障害があっても幸せになれる。生きがいをもってやっていけば!!」という力強い メッセージも聞かれ、良い交流会になったと感じています。
盛りだくさんの1日 [イベント]
2015年8月26日
今日はこの夏の暑さを乗り切れるように例年通り暑気払い食事会からスタート。みんなよく食べよく飲みました。
所変わって総合福祉会館。8月の定例会は先月の市長との懇談についての振り返りと来月の交流会の進行などについての話し合いが行われました。また、ある委員の体験から福祉職の行動と態度のあり方、および管理している事業所等の責任のあり方についての報告がありました。差別をしない、説明を十分にする、悪いと思ったらきちんと謝るといったことは福祉職のみならず人として当然のことで、改善が求められます。
定例会の後は、視察に来られた吹田市の方々との交流会です。車いすの身体障害当事者も来られ、すでに当事者部会設立に向けて準備会ができているとのことで、今後の発展に向けてエールを送りました。
H27/9/30(水)「障害当事者部会 交流会」開催のお知らせ[終了] [イベント]
竹山堺市長、当事者部会に来たる! [イベント]
2015年7月22日
本日の例会は、来年4月に施行される障害者差別解消法について、委員間の情報共有ということで簡単な勉強会を行いました。障害者差別とは何か、合理的配慮とは?、専門的なことはともかくとして、法律がスタートしてから大事なのは障害者自身の目であり、差別を解消するためには障害当事者のチェックが不可欠だと確認しました。
そして、後半は竹山修身堺市長が当事者部会を訪問くださり、交流会となりました。当事者部会がどのような経緯で誕生し、8年間の活動の歴史を前田部会長が説明し、ブログの写真でその活動の一端を観ていただきました。そして、委員一人ひとりが当事者部会や堺に対する熱い思いを語り、竹山市長にもその熱さを受け止めていただけたと思っています。竹山市長からも前向きな言葉をいただき、また当事者部会の活動やこれからに応援のエールもいただきました。障害のある人だけでなく、すべての人が輝ける街、堺にしてほしいと思います。良い交流会になりました。
平成27年度スタート [イベント]
2015年4月22日
いよいよ平成27年度の当事者部会スタートです。今年度もいろいろなことを話し合い、障害についての理解を深めていきたいということで、今日の定例会はさっそく9月に開催予定の交流会についてのテーマについての企画会議となりました。障害があっても住み慣れた地域に暮らすという基本に立ち返り、来年施行される障害者差別解消法にもからめたものをという各委員の意見が出され、その方向でテーマは決まりました。いずれ広報等に参加募集が掲載されますので、皆さまお楽しみに。多数の参加をお待ちしています。
いざ投票へ [バリアフリー情報]
2015年4月某日
昨年度の障害当事者部会で2回取り上げられた投票所のバリアフリー・合理的配慮問題。どのように改善されたかを確認するため、統一地方選挙の投票に地域の小学校へ行ってきました。
自宅から小学校はほぼ1km、電動車いす自走で難なく到着。校舎にはきちんとスロープが付いています。エレベータはなさそうでしたが・・・。
投票所である体育館は、以前は横にあるスロープと少し高めの段差を越えて中に入るルートで、重い電動車いすだと何人かの助けが必要なバリアがありましたが、今回は正面の階段に即席にも見える板製のスロープが設置されており、助けなしで館内に入ることができました。スロープはやや傾斜はきつめですが、自走で昇ることはできます。
投票所内は一人係員がついてくれ、投票用紙の取り回しなど介助をしてくれました。簡単に投票も終えこの少し急なスロープを降りて帰宅の途につきました。
確かに多くの車いすの方とすれ違いましたので、車いす利用の障害者にとってはかなりきめ細やかな配慮がなされていると感じましたが、やや動線がわかりにくいことや人の目が結構集中するので落ちつかなさを感じるところもあり、知的障害や精神障害のある人には少しつらいのではないかと思います。今後も着実な改善を期待したいところです。(茅原)
大阪市東成区自立支援協議会の皆さんとの交流 [イベント]
2015年3月25日
年度末の定例会は今年度の総括と次年度への抱負を委員同士で共有する場となりました。今年度の当事者部会では堺市のさまざまな政策や事業に関わる部門の方々から障害当事者の声が聴きたいと意見聴取を求められる機会が多くありましたが、当事者部会として一定の役割を果たした一年だったと思います。
定例会の後は本日視察に来られた大阪市東成区自立支援協議会の皆さんとの交流会となりました。障害当事者の方も来られていて当事者部会立ち上げの意気込みは十分でしたが、委員の選考方法や大阪市の特別区設置の成り行きなどまだまだ不透明な部分も多いようです。