2019当事者交流会 [イベント]
福島県いわき市へ [イベント]
8/31(土)・9/1(日)堺市障害当事者部会から福島県いわき市へ講師派遣で丸野部会長・北村副部会長・松本委員と大阪府立大学准教授の三田先生、支援者2名の計6名で、いわき市の障害当事者の団体である「ふれんずトトロ」・「時の風」と、堺市の障害当事者部会を設立した経緯について、部会に参加して良かった事、部会の内容、部会の中で上手く行っている事、なかなか進まない事について語ってきました。
8/31(土)は翌日の「ふれんずトトロ」・「時の風」さんとの勉強会本番の綿密な打ち合わせをし、堺市3名の部会委員への疑問、質問など聞きたい事にについて提起されました。今回の要請は知的障害・精神障害の当事者でした。
そして、本番当日は、三田先生が堺市 の「当事者部会とは」を講演し、そして、いわき市から堺市の3人の委員への質問に移りました。
その後3つのグループに分かれグループワークを行いました。グループワークでは「堺市の人に聞きたい事」がテーマでした。堺市の障害施策の会議にも当事者が入っている事に驚かれました。逆にいわき市の良い所と、いわき市の不便さ、大阪の良い所も話題になり、最後は「今%幸せですか?」と質問しました。多くの人が50%を超えており障害を抱えていても自己肯定感を持って生きている事に対して良かったと思いました。
いわき市文化センターの東日本大震災によるタイルがひび割れて修繕した後も見せて下さいました。一日目の夜に懇親会もあり大阪、福島、東日本大震災の話題になり良い雰囲気で交流 できました。二日目のいわき市文化センターから福島空港へ帰る車を約30人のメンバーさん・支援者がお見送りして下さいました。いわき市の障害福祉課長も2日間共に参加して頂きました。
これを機会にまたいわき市の皆さんが障害当事者部会を作り交流を一度だけで終わらさず長い交流を続けたいと思いました。いわき市の皆さんありがとうございました。また、ぜひ、機会があれば堺市へ来てください。
堺市障害者当事者部会 副部会長 北村和孝
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西野委員の自己紹介 [メンバー紹介]
こんにちは。
2018年4月から当事者会に委員として参加しています西野夏穂(ニシノナツホ)です。
私には発達障害のひとつであるASD(自閉症スペクトラム)という障害があります。
現在は通信制の福祉大学に通う20歳です。
この障害はコミュニケーションの苦手、感覚過敏・鈍麻など十人十色の症状があります。
最近ではテレビなどで紹介されるようになり認知度も上がって来ていますが、外見からはわかりにくいため理解されにくい障害です。
発達障害、(障害者)というと定型発達(健常者)とは違うと思われがちですが、私は発達障害のさまざまな症状を私の個性と捉えています。
私には障害の症状以外にも、コスメが好き、アイドルが好き、ディズニーが好きと同年代の子と変わらない面もあります。
他の人と比べると苦手が多い部分もありますが、障害者というフィルターをかけず、発達障害という一つの個性を持った私自身を見てほしいなと思います。
普段、大学には月に数回程度通っていますが、公共交通機関を一人で利用することが難しいため、ヘルパーさんを使いたいです。ですが、障害者が進学・就職をする前提で制度が作られていないからか、ヘルパーさんは通学・通勤は使えません。
そのため、家族に同伴をお願いするしかないのですが、それもスケジュール的に難しいことがあり、授業参加を諦めることや無理をして体調を崩すこともよくあります。
そのため、発達障害とはどんな障害なのかを正しく知ってもらいたい、進学・就職を当たり前にできるようにしたい。そして、他の障害者の人たちは普段どんなところで困っていたり支援を必要としているのかを知りたいという思いから当事者部会へ参加を決めました。
当事者部会に参加して早1年、自身の人見知りや知識不足に悩むこともありましたがやっと慣れて来ました。
2019年度も引き続きよろしくお願いします。