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いざ投票へ [バリアフリー情報]

2015年4月某日

 昨年度の障害当事者部会で2回取り上げられた投票所のバリアフリー・合理的配慮問題。どのように改善されたかを確認するため、統一地方選挙の投票に地域の小学校へ行ってきました。

自宅から小学校はほぼ1km、電動車いす自走で難なく到着。校舎にはきちんとスロープが付いています。エレベータはなさそうでしたが・・・。
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投票所である体育館は、以前は横にあるスロープと少し高めの段差を越えて中に入るルートで、重い電動車いすだと何人かの助けが必要なバリアがありましたが、今回は正面の階段に即席にも見える板製のスロープが設置されており、助けなしで館内に入ることができました。スロープはやや傾斜はきつめですが、自走で昇ることはできます。
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投票所内は一人係員がついてくれ、投票用紙の取り回しなど介助をしてくれました。簡単に投票も終えこの少し急なスロープを降りて帰宅の途につきました。

確かに多くの車いすの方とすれ違いましたので、車いす利用の障害者にとってはかなりきめ細やかな配慮がなされていると感じましたが、やや動線がわかりにくいことや人の目が結構集中するので落ちつかなさを感じるところもあり、知的障害や精神障害のある人には少しつらいのではないかと思います。今後も着実な改善を期待したいところです。(茅原)


大阪市東成区自立支援協議会の皆さんとの交流 [イベント]

2015年3月25日

年度末の定例会は今年度の総括と次年度への抱負を委員同士で共有する場となりました。今年度の当事者部会では堺市のさまざまな政策や事業に関わる部門の方々から障害当事者の声が聴きたいと意見聴取を求められる機会が多くありましたが、当事者部会として一定の役割を果たした一年だったと思います。

定例会の後は本日視察に来られた大阪市東成区自立支援協議会の皆さんとの交流会となりました。障害当事者の方も来られていて当事者部会立ち上げの意気込みは十分でしたが、委員の選考方法や大阪市の特別区設置の成り行きなどまだまだ不透明な部分も多いようです。

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見えない障害、再び [イベント]

2015年2月25日

今日の定例会では、先月開催した交流会の振り返りを行いました。いろいろな意見が出て、当事者部会としても今後の取り組みに活かしていきたいと思いました。そんな中でも精神障害のある人や発達障害のある人から「見えない障害なので周囲の人に理解してもらえず、支援も届かない」という声がありました。見た目は健常者と同じだけどしんどいことはたくさんある、しかしそれゆえその苦しさがわかってもらえないというもどかしい気持ちは多くの軽度障害者や難病患者も共通して持っています。ふと、そんな話をしながら思い出したのは以前に難病の委員から紹介された「見えない障害バッジ」のことです。それをつけることで自分には障害があるということをさりげなくアピールするグッズですが、それが何を意味しているのかを社会の人々に知らせることが今後の課題となってきます。「見えない障害バッジ」はここから購入することができるようです。

見えない障害バッジ

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