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部会メンバー自己紹介 〜とらださん〜 [メンバー紹介]

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[るんるん]自己紹介

乕田明宏(とらだあきひろ)、多少若く見えますが55歳の一児を持つ父親です。
幼い時から施設生活を経験し、25歳くらいから在宅に戻り、そこから自立に向けての活動を開始しました。
その後、自身の自立生活作りと並行して、地域で障害者の権利の確立と自立生活の問題に取り組む脳性麻痺者の団体で活動してきました。
そこの活動を経て、今は主に知的障害の方の生活サポートをする「社会福祉法人サライ福祉会」で理事長として活動させてもらっています。
若い時は意外とアウトドア派で海外もいろいろと行かせてもらいましたが、けど、今はすっかりインドア派に転向してしまいました・・・。

現在の信条は、「子供の成長を見ていくためにも、無理せず夜は出歩かないこと!」
自身の障害を思えば、過分な人生を与えてもらい、そういう意味では感謝の日々ですが、反面、世の中には、まだまだ障害当事者にとって理不尽なこと多いので、可能な限りはそれと戦い、あるべきかたちの追及の思いは持ち続けたいと思っています。
 
[揺れるハート]当事者部会に参加してみて

去年の4月から参加させてもらっていますが、僕自身、まだまだ委員の個々の人達の状況の把握も充分とは言えないなって思っているところです。

いろんな障害の人が集まる会議には、これまでも多く参加し、以前、堺市の第一次長期計画策定委員の一人として参加させてもらっていましたが、障害によってはかかえる課題も各々に違う部分も多く、そうした調整が上手くできなければ、結局のところ、障害当事者の手によって改革の歩みを止めてしまうことは少なからずあり、これまでもそうしたジレンマを感じてきたこともありました。
この当事者部会の印象は、けっこうのんびりムードで進行されているので、あまりピリピリ感がなくていいと思っています。
これから個々の委員の皆さんの事をもっと知り、良き関係の中で自分なりの主張がしていければと思っているところです。
 
[晴れ]今後への思い

現在の状況を見れば、自分が自立を始めた頃に比べればずいぶんと社会制度も整ってきたなと思います。
一定のヘルパー制度や障害者が通う場や働く場が確保され、街にはスロープやエレベーターも多く見かけるようになりました。
反面、先頃の「南海電鉄無人駅化問題」のように、インフラの整備を免罪符に合理化を進める動きが起こってくる等、それまでは「分かりやすい障害者問題」だったものが、一見改善されたように見えても、結局はかえって後退するような「分かり難い障害者問題」へと変わってきているように思います。

こうした流れに抗していくためにも、私達、障害当事者が表面的な事象に惑わされることなく、差別の本質的な部分から起こる問題をより掘り起こせる力を養い、粘り強く皆で取り組めたらと思っています。

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